第65回「サルシカGW大キャンプ⑤~冒険編~」(完結)

投稿日: 2009年05月05日(火)08:06

000-2b

000-1 なぜかこの海岸には白鳥がいる。
どこに渡ることもなく、この海に住みついているのだ。

4日の朝、海上を白鳥とカヌーでランデブー。
不思議な感じ(笑)。

のんびり。

000-3 海の家のおっちゃんから、さくらんぼの差し入れ。
隣の家の木になっていたのをもいできてくれたという。

子供たち、群がる。

0015 必死にブログ用の写真を撮るくま先生。
が、子供たちの手が次々に伸びる。
どんどんさくらんぼが減っていく!

ブロガーもいろいろと大変なのだ(笑)。

0025 ウトウトしてたら、もうお昼。
たっつあん隊員といかりんこ隊員が、鳥の丸焼きをつくってくれる。
ちと焦げたけど、うまい!!
002-2 隊長、バカエミ一家は、やきそば。
残っている食材をテキトーにぶちこんでつくる。
0044 ゆかり隊員がパンを焼きました。
ほんわり、あつあつで超おいしい!!

子供たちがまた群がり、一瞬で消滅。

0055 まもなく帰る・・・というもりやん隊員が海へ。
孤高の海人ぽぽちゃんのように、かっこよくみんなに魚を置いて、フッと笑って去りたい・・・と。

みんな「バカめ」と思っているが、口には出さず笑顔で送り出す(笑)。

0064 が、あろうことか、もりやん隊員はやったのである。
大きいメバルとタコを突いてきたのだ!

これにはみんな驚いたのだ。
「まいった!」の気分であった。

0075 が、口の横でフッと笑って、カッコよく去っていけないのが、このオトコの悲しいところ。

「いいからいいから。みんなで食べて。オレが獲ったんだけど、いいから。遠慮しないで。いやいや大変だったけど、構わないから!」

みんなの冷たい見送りを受けつつ、もりやん隊員一家と、まさやん隊員一家が離脱。

0084 そして、ついに海の家のおっちゃんが動いた。
「ワシも、今日の夜のつまみを釣ってくるわ!」

隊長のボートに乗り、ゴンちゃんが落ちた磯へ。
そこでガシ(カサゴ)を釣るという。

009b

もりやん隊員にカッコいいところを見せつけられ、その上、おっちゃんにまでやられたら、隊長としての私の立場がない、と密かに思っていた。
が、おっちゃんの奥さんが、

「あの人がああ言うていって釣れたためしがない」

と、深くため息をついていたので、私は「ヨシヨシ大丈夫だ」と安心し、ほくそえんだのである。

0102 おばちゃんも出かけ、主がいなくなった海の家。
サルシカ隊の面々がダラダラと飲んで食べているだけである。
0113 おいちゃんがいないので、お金を払って自分でジョッキに注ぐ。

つり銭を入れた箱も放り出しままだし、ここまで信用されると、悪さできません!(笑)。

0123 サルシカ隊がわらわらいるので、営業中と間違えてどんどんお客さんがくる。

売れるもの、値段があるものはどんどん勝手に売る(笑)。

0133 「アイスクリーム? チョコ? うん、あるよ~、はい、300万円!」

お約束をしっかりとこなすバカエミ。
おいちゃんがいない間に、我われは数千円を売り上げた(笑)。
冗談ではなく本当である。

あとでおいちゃんにお金を渡したら、マジで驚いていた(笑)。

0142 で、1時間半後。
おいちゃん帰還。

なんとガシを2匹を釣り上げる。

やばい・・・・。
隊長の私はマジで焦る。

0151 今回のキャンプでまだ何もゲットしていない隊長とかっちゃんは、カヌーでヤリイカ釣りに出動!

何が何でも釣らねばならぬ!
釣らねば帰れぬ!
隊長としての立場、面目、プライド、すべてをかけて勝負なのだ!!!!

016b

海水浴場を離れ、そそり立つ岩壁沿いの海をゆく。
外海に近づくにつれ、波がどんどん高くなる。

カヌーの前にかっちゃんが乗って、エギを投げ続ける。
私は後ろでパドルを操り、イカさんたちのいそうなところへと移動していく。

投げても投げても、しゃくってもしゃくっても、イカさんは釣れない。
で、どんどん沖というか海岸沿いにどんどん移動していく。

海水浴場から2キロほど行ったところであろうか。
岩壁に穴の空いたところが!!
おおお、向こう側(太平洋が)が見えるではないか!

「あの穴の向こう側になぜかイカがたくさんいるような気がする」と隊長。
「ホンマですかぁ?」とかっちゃん。
「行ってみる?」
「大丈夫ですか??」

などと言っている間に、潮の流れに吸い込まれて、一気にトンネルの方へ!

「うわああああ、やばい!貝がついた岩がたくさん出てるぞ!」
「ひえええええええ!」

我われのカヌーは、組み立て式のフォールディングカヤックというヤツだ。
ボディは基本的に厚手のビニールでしかないから、牡蠣ガラなどに当たると、スパッと切れ、水がゴキゲンに入ってくる(笑)。
ライフジャケットを着てるし、陸まで近いから溺れることはないが、カヌーの回収ができるかどうかはわからない。

0171 慌てつつも、しっかり写真を撮っている隊長。
すごいのかバカなのか(笑)。

が、これは出口付近。

慌てぶりがなんとなくわかってもらえるだろうか(笑)。

018b
無事に海のトンネルを潜りぬけた!
が、だからといって、急にイカさんたちが釣れはじめるわけではない。
波が一段と高くなり、カヌーがはげしく上下する。

「これはあきませんに、隊長」
「そやな」

こうして隊長とかっちゃんの短いけれど、それなりにコーフンした冒険は終わったのである(早!)

0191 さて、キャンプ地に帰ると、今度はくま先生が巨大肉をまえにコーフンしていた(笑)。

まるでシコを踏んで、ぶちかましにやってくる力士のようである。

写真を直視できない。
思わず逃げそうになる(笑)。

0201 そしておっちゃんも、ぽぽちゃんの置き土産のブダイを解体していた。

また夜の狂乱の宴がやってくるのである。

0211 0221
本日のメニューは、海の家のおいちゃんとおばちゃん、そしてヘルプ要員のおばちゃんにまで手伝ってもらって・・・「べっこう寿司」。
握りは、女性人全員でやってくれました!
べっこう寿司は、この地域の郷土料理だそうです。
タレがとても甘いけれど、素材の味を殺さない。
ワサビ多めでいただくと、バツグンです!

023 024
バカエミのやみつきキュウリ ゆかり隊員のコンブキャベツ
025b
そして来ましたぁ、1品目!
サザエのステーキです!!
バターと白ワインでサッと火を通してあります。
レモンをギュッと絞っていただきます。
思っていた以上のやわらかさ! 臭みは一切ありません!
このサザエのステーキ、今回のキャンプの最高得点をゲットではいでしょうか!!
026b
続いて、おっちゃんが釣ってきたガシ(カサゴ)の唐揚げです。
そのまま骨までいただけます。
ビールがすすむ、すすむ!
くひ~~~っ、うまくてたまらん!!!
027b
もりやん隊員が恩着せがましく残していったメバルです。
くやしいけれど、うまいです(涙)。

028b
ぽぽちゃんがカッコよく残して言ってくれたブダイの煮つけです。
うまいっす!!

0291 そしてそしてそして!
満を持して、くま先生のローストビーフが焼きあがりましたぁああああ!!

弱い炭火で2時間。
じっくり焼いてきたローストビーフです。

030b

だはああああああ、見てください、この肉の色!!! たまりません!!!

こうしてサルシカGW大キャンプの最終日の夜も、隊員みんなでメタボ化まっしぐら状態で、ヒイヒイゼエゼエの阿鼻叫喚の姿態で幕を閉じたのである。

031 翌朝・・・・。
激しく打ちつける雨。
032 完全に開き直ってウェットで撤収作業をする隊長。

あれ?なんかこのポーズ、去年のゴールデンウィークキャンプでも見たような??

興味のある人は見てください(笑)。

050 で、家に帰って、顔パック中の隊長。

「だって、明日はテレビ出演なんですもん!」

こんなくだらない写真で、サルシカ2009GW大キャンプの話は終わってしまうのだ。

051b